人工授精・体外受精の実施方法と費用

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人工授精・体外受精の実施方法と費用について

人工授精・体外受精の実施方法と費用についてのお話ですが、不妊症治療としての人工授精そのものは決して新しい技術ではありません。歴史的には、18世紀末に英国で、尿道下裂の患者の精液を妻の腔内に授精した妊娠の報告があります。

日本では、戦後、慶応病院で始められ、今日では不妊症治療法としてポピュラーな技術になっています。

人工授精の実施方法としては、顕管粘液の状態やBBTの排卵のリズムから、排卵直前と思われる日に精液を子宮腔の下部に、0.5cc前後の量で送り込みます。一般には先端の円い注射針をつけたツベルクリン注射筒を用いて行われ、痛みはありません。術後は感染予防の抗生物質を服用します。

そして次は体外受精の実施方法と費用です。体外受精と胚移植はかなり複雑な工程と作業になります。

(1)まず排卵直前の成熟卵子を腹腔鏡で採取し、(2)シャーレ内で夫の精子で受精させた後、受精卵を培養し、2細胞から8細胞に分割したところで、(3)子宮内に移植するのが基本的な操作です。それぞれのステップに、各医療機関での工夫がありますが、一般的には次のように行われます。

1、卵子の採取
最近は、クロミフェンとHMGを用いたり、月経の直前からスプレキユアを投与し、月経開始3〜6日目よりHMGを連日投与します。主席卵胞(一番発育している卵胞)の直径が約18mmになると、HCGを5000ないし1万単位注射します。この注射の約34時間後になると、卵子は受精が可能な時期に達しているので採卵します。

2、採取された卵子をさらに成熟させるのに、培養液のなかで5〜6時間培養します。

3、精子の調整と培精(受精)
精子に受精前の機能的成熟を完了させるために、培養液を加えて遠心沈殿で洗浄濃縮し、さらにスイム・アップ法で運動性のよい精子を集めて、最終的に培養液1mlあたり500万〜1000万の濃度にします。

精子数が多いと多精子の受精が起こるといわれています。この精子浮遊液の10mlほどを卵子をいれた培養液に加え、16〜20時間培養すると受精が起こります。

2個の前核が確認されれば正常な発育を進めている卵であると判定され、さらに新しい培養液で48〜72時間培養を続けますと、一般に48時間後に4細胞期、72時間後に8〜16細胞期に到達します。分割が均等で、細胞質が均等なものを良好なものとして胚移植に使用されます。

4、胚移植
内径1mm程度のテフロン製の注入カテーテルを使って、少量の培養液とともに子宮体部の上部に静置することで終了します。着床を確実にするため、一時に複数の胚が移植されることが普通になりましたが、日本では3個までの胚の移植を原則としています。

以上のように、男性の射精に問題がある場合の、人工授精そのものは難しくはないのですが、体外受精で複雑なケースの場合は非常に作業が複雑で、その分費用もかかります。セット料金で100万円以上の病院もあります。安いケースでも30万円から50万円は費用が掛かります。

子供が出来ないからと言って、即、人工授精や体外受精・・という判断は間違いで、ご夫婦で協力して自分たちで妊娠しやすい体作りはできるわけです。そうすれば健康で費用もかからない不妊症治療ができます。

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